発達障害グレーゾーンがブラックへ!手帳申請へ一歩踏み出した話
どうも、ぷるぽです。
グラデーションが、さらに動きました。ブラックです。ADHDであると主治医から診断されました。
これによって今後の方針を立てられやすくなったし、自分が何を気をつけて行けばいいのかもはっきりしました。
診断を受ける前から、自分自身のライフハックについては考えていました。
自分の苦手なものを克服するのではなく、何かに頼って苦手を補っていくことが必要だと思い、いろいろ試しています。
やっぱり診断を受けることで、自分が感じていたモヤモヤとしたものが、はっきり見えると、腑に落ちたような安心感を得られたというのも事実です。
さて今回は、今後の診療方針やどのような生活スタイルを模索していくかを説明していきたいと思います。
精神障害者保険福祉手帳をゲットする
こうやって漢字にすると、ものすごく仰々しいですが・・・
「手帳」をゲットします。
ぼくが通っているクリニックは大都会にあり、診断書代が他のそれと比べるとめちゃくちゃ高い。1万円もします。なので、これと併せて「自立支援医療」も一緒に申請することになりました。
こちらのクリニックでは、各自治体が用意している診断書に書き込むのではなく、クリニック独自の診断書で申請を行っているようです。(首都圏の自治体に対応とのこと)
自分の自治体に問い合わせることも必要!
前回から通院までの期間があったし、役所にどうしても行かなければならない用事があったので、福祉課に問い合わせに行っていろいろ話を聞いていました。
現在の日本の状況も踏まえてもそうだし、ご自身の体調もあると思うので、もちろん電話での問い合わせ出来ますので、まずは各自治体がどのような申請方法を取っているか確認することが必要だと思います。
理想を言えば、お住いの近くにあるクリニック(同じ市や区)だと、申請事例が豊富だと思うので、話がスムーズに進みそうですね!
ぼくは神奈川県在住で、そこそこ福祉に力を入れている自治体に住んでいます。
主治医曰く、何度か申請用の診断書を書いているそうで、比較的柔軟な対応をしている自治体だと仰っていました。
精神科ガチャの捉え方は人それぞれ
「精神科ガチャ」なんて言葉が発達障害界隈にはあります。発達障害の診断って医師によって基準がまちまちなのが現状です。
だからこそ、特にグレーゾーン当事者の方は、診断の有無によって転院を繰り返す方が多く、ちょっと皮肉を込めて出来た言葉なんじゃないかなぁと思います。もちろん他の精神疾患の方が使ってらっしゃるのも見受けられますが。
この精神科ガチャという言葉、受け取りようによっちゃ当たり前のことのように思います。
医師も人です。患者も人。ということは切っても切り離せないアレが付いてきます。
だって人間だもの、お互い
相性です。これによって転院されている方だって多くいるはずです。
精神疾患などは長く通院することが多く、特に発達障害当事者は長い期間をかけて経過を見ながら行っていく性質もあるため、医師との相性はとっても大事だと思っています。
さらに、手帳の申請や特に「障害者年金の申請」に後ろ向きな医師もいらっしゃるのは
事実です。医師は、医療のプロではあっても社会福祉や保険制度のプロじゃありません。
なので、その辺りでの意見の相違があって転院される方もいらっしゃるでしょう。
年金や健康保険などの相談はやはり「社会保険労務士」に相談した方が話がスムーズにいくことが多いようです。
いろんな意味を含んだ「精神科ガチャ」という言葉は、紐解いてみれば結局のところ「医師との相性」にたどり着くんだなと思いました。
年金の申請については今の所考えていません。まぁ、今まで真面目に払ってこなかった人間が、倫理的にどうなの?って考えは置いておいて。
個人的に調べた結果は「受給資格有り」でした。これはあくまでも個人的に調べたものなので、実際に受給申請をトライしてみようと思って、社労士さんにお願いするタイミングで改めて考えていきたい内容です。
コンサータ服用について聞いてみた
発達障害の症状に対しての投薬アプローチでお馴染みの「コンサータ」と「ストラテラ」この二つの他にも「インチュニブ」という薬もあるようです。
それぞれ3つの薬をわかりやすく説明してくれているサイトを見つけましたので紹介させていただきます。ぜひ読んでみてください。あ、ジャンプするのはいいですけど、この記事読み終えてからでお願いしますね!ここ大切!w
記事のタイトルはインチュニブのみに言及していますが、3つの特徴を比較しながら解説してくれています。
参考:株式会社Kaien
今までは、どんな薬も敬遠していました
ぼくはそもそも薬に頼ってこなかった人間なので、あまりその辺りは詳しくないし、今現在も積極的に調べていないです。
今後は、しっかりと医師と相談しながらやっていこうと思いますし、任せっきりではなく、自分自身でも調べながら進めていくことが必要だと個人的には考えています。
主治医はコンサータの処方を今まで多くされてきている方で、現在も処方するための資格を継続的に更新されている方だそうです。
なので、発達障害に対しての薬を服用開始する時には「コンサータ」からになるだろうという話になっています。
ただ、ぼくの場合は双極性障害の特徴である「衝動性の波・感情の波の激しさ」へのアプローチとして「デパケン(ジェネリック飲んでます)」と「リボトリール」を服用しています。
個人差もあると思うので、服用量は言及しないでおきますね。
毎度診察で聞かれるのですが、この薬によって、感情の波が緩やかになったかなんてわかりません!マジで。副作用も特に感じません。
プラシーボ効果かもしれないし、普段からなるべくイライラする環境へは行かないようにしていることもあって、比較的穏やかな日々であることは事実です。
これを踏まえた上で主治医はこう仰ってました。
「まぁさ、効き目を感じるまで量を増やすことも可能だけど、結局薬に頼っちゃうことになるから、今の用量でいきましょ。やっぱり心がけが大切だよ、本当。」
確かに。おっしゃる通り。
そう実感している反面、頭では理解しているつもりでも、そういうマインドになれなくて必要になってくる方もいらっしゃるだろうし、ぼくもその1人になりうることがあるってことは今後も考えていきたいところです。
で、ぼくの症状的に投薬アプローチはこんな感じ。
こんな感じで計画しています。もちろん申請中も診察しながら用量などの変更はあるかもしれないので、ありのままの日常を報告していければと思っています。
まとめ
今回は発達障害グレーゾンだったぼくがのグラデーションが、また大きく動き出して、ブラックになったので、今後の方向性について書いてきました。
やっぱり診断を受けることで今後の見通しがクリアになって、自分自身の進みたい道や、居たい環境などについて積極的に調べる言動力になったのは事実です。
グレーとブラック、どちらの立場も経験した当事者として今後も発信していければと思っています。
それでは、また。