【AC】ぼくがアダルトチルドレンだと思う理由
どうも、ぷるぽです。
最近コロナの影響でテレビCMで「ACジャパン」を見る機会が増えましたね。
東日本大震災の時ほどでは無いですが、スポンサーサイドもこの状況下で広告費を削らなければいけないという背景もあるのかなぁーと広告業界シロウトのぷるぽは考えています。
もちろんACジャパンのことを書きたいのではなくて、「AC」というワードを思い出すきっかけのノートを発見したんです。
むかし書いてもらった「振返りノート」みたいなものを発見。
— ぷるぽ@who2フツーに発達障害っぽいブロガー (@who2pulpo) 2020年4月13日
なんつータイミングだ。
それも後ろ側から英語の勉強に使ってるノートだったというね、盲点でした笑 pic.twitter.com/iUvKFuVqL3
このブログにちょいちょい出てくる、ぼくを発達障害かもと初めて疑ってくれた元カノが書いてくれた「振り返りノート」を発見したんです。
似顔絵書いてありますね、顔バレしちゃいます。マズイか。。。似てるもんでw
それも、英語の勉強を後ろからしていたなんて。。じつはそのノートが行方不明になって、他のノートで再開していたから気づかなかったんですね。w
注目は「自分がACになった原因ーー」というところ。
その当時元カノは本当にいろいろ調べたんでしょう。なかなかここまでたどり着かないです。色々考えてくれていたんだなぁ、悩んでいたんだなぁと感傷に浸っても遅いのです、本当にただただ感謝です。
この「AC」というのは、いわゆる「アダルトチルドレン」と言われるもの。
アダルトチルドレンってなんだろう?となるわけですが、今回はぼく自身に当てはめながら説明していきます。
結論から言うと、個人的にこのACというものは自分から向き合っていくことが心のモヤモヤを解消する第一ステップかなと感じました。
人によっては必要であれば、カウンセリングも良い方法だと思います。
今のぼく自身は文章を書くことで、一歩でも前進できればと思っています。
アダルトチルドレンって?
今の日本で認識されている「アダルトチルドレン」ってどんなものでしょうね。
なんの知識も理解もない方からすれば「頭脳は子供、からだは大人!迷探偵〇〇!!」みたいな感じですかね。もっと言えば、中二病っぽさが抜けない人のことを指すのでしょうか。
ぼくもアダルトチルドレンを色々調べるまでは、ぶっちゃけそんなイメージを持ってました。自分のことなんですけどねw
定義としては「こどもの頃に家庭内トラウマなどによって傷つき、そのまま大人になった人たち」と言えるようです。
ただし!!!このアダルトチルドレン(以下ACとします)は医療における診断名や病名では無いようなので、お間違いなく。
そもそもの語源は、アルコール依存症の親元などで育ち成人した人たちをAdult Children of Alcoholics(ACOA.ACA) と呼称していたようです。
この概念は1970年代アメリカのアルコール依存治療の過程で生まれた言葉なんだとか。
そこから派生していった考え方がもう1つ。
親や社会(学校などでのイジメ)による虐待や、家族の不仲、感情抑制などの「機能不全家族」で育ち、トラウマを抱えながら大人になった人たちのこと、またはその考え方がAdult Children of Dysfunction family(ACOD)と言うそうです。
「機能不全家族」って文字で見るとわかりそうでわかりづらいですね。
語弊があるかもしれませんが、簡単に言うと、親同士がめちゃ仲悪くて離婚した。喧嘩も日常茶飯事、DVだって当たり前とか。いわゆる毒親ってやつですね。
その毒親が望むような「よい子」になろうと努力するわけです、演じているうちにそれがいつの間にか自分になってしまっている。
自分がそうしなきゃ親から「怒られる」「見捨てられる」「暴力を受ける」と自然と演じてしまっているとも言えますね。
これ以外だって様々なケースはあるはずです。大きなくくりとして同じでも、一人一人違って当たり前ですから。
現代で言われている「AC」という言葉の意味合いは、後者の「機能不全家族で育った人」に対して使われることが多いのが実情のようですね。
ACと発達障害のカンケイ
個人的には大いにあると思います。
なぜなら「フツーの人」だって実はACの人が多い世の中だからです。
引用:厚生労働省 平成 30 年(2018) 人口動態統計月報年計(概数)の概況
日本の離婚件数です。
平成14年をピークに減少してますけど、ぷるぽの世代はちょうど右肩上がりのところですね。
周りにも離婚している家庭があったし、ぼくの家族もそうだったわけです。
しかし「機能不全家族は両親が離婚している」ということだけでなく様々なケースが考えられますよね。
例えば・・・
・両親が不仲で離婚している 離婚はしていないものの喧嘩が絶えない
・親からの虐待 言葉や暴力、性的虐待など
・学校などでイジメにあっていて家族に打ち明けられない、しても理解されない
・親が過干渉、いわゆる過保護すぎて全てにおいて支配される などなど
日本の世帯数が約5000万世帯あるということは、それぞれの環境や背景が違うので、もっともっと事例があるはず。ここでは挙げきれないほどあるのは皆さんも想像はできると思います。
ぼくは社会問題の専門家ではないので、正しいことを言えているかわかりません。
見聞きしたことや、ググったりしながら調べて書いています。
もし興味があれば、ご自身でも色々調べてくださいね。
ブログの書き方指南書では他のサイトに行かれると帰ってこないって言ってたよ・・・
「機能不全家族」が多いということはそこに暮らす子どもの中に発達障害を持った子どもがいる可能性だって高い。
基本的に発達障害は先天性と言われていますから、毒親の元に生まれてしまった発達障害児はフツーの子どもよりも生きづらさを何倍も抱えてしまうのかもしれません。
後天性の可能性もあるかもよってアプローチで書いた過去記事です。
よかったら読んでみてください( ´ ▽ ` )ノ
who2-department.hatenablog.com
ぼくがACだと思う理由
発達障害傾向がある方のご家庭が「機能不全家族」いわゆる毒親だった場合、フツーの方たちよりも、ACだった場合、問題が大きくなってしまうんじゃないかなと感じます。
実際に発達界隈の方のツイートには結構な確率で「毒親」が出現しています。
その毒親っていうのも色々だと思いますが、ぼくの両親の話をしてみたいと思います。
ただし、ぼくは子どもの頃の記憶があまり思い出せないので「自分が見たものの記憶」なのか「人から聴き伝えられた情報」なのか正直あいまいではあることをご了承ください。
両親は年齢がひと回り違うカップルで、父が年上。
母は若くして自分の父親を亡くしていて、少しして結婚したと聞いています。
父親が亡くなるまでは「超箱入り娘」で育ったので、よく言えば「天然ちゃん」悪く言えば「世間知らず」な人。今でもそれはあまり変わらないと思いますw
父は大工さんで、絵に描いたような職人気質だったものの、話せば結構面白い人ではありました。
ただ、自分の考えに対しての固執が半端なかったんだと思います。
いわゆる「頑固親父」
父の家族にも様々な問題があって、それを1人で支えているような人でした。
細かい原因は未だに聞いたことが無いですが、とにかく喧嘩が絶えなかったです。
ざっくりと言えば、母がその土地になじめず、さらには父の家族とも折り合いが悪かったのが原因だと思います。
この時のぼくは、とにかくお山の大将というか悪ガキを絵に描いたような子どもでした。
元気だけが取り柄、そんな子どもだった記憶ですが、こう書くといい子を演じていたとは言えないですね。
特に虐待って言うほどの殴られ方はしたことがないですし、ひどいイジメにあっていたわけでもない。
どちらかというと「非行に走る子ども」の部類に入るんじゃないかな。
この状況から逃げたいって感情と自分がこの2人に対して何もできることは無いんだっていう無力感みたいなものは子どもながらに感じていた記憶はあります。
自分で言うのもおかしいけど、子どもって凄いですね。
知恵や知識が多くない状態でも、色々と考えているんです。子どもだって考えられるんです。
色々経て、ぼくが10歳の時に母は2人の子どもを連れて別居。結局ぼくが24歳くらいの時に離婚をします。
まぁ特殊ですよね。
これは母曰く「弟君が20歳になるまでは離婚しないと決めたんだ!」という固い決意を自分の中でしたそうで。
養育費を含めてた生活費をもらっていたらしい。
額で言えば、ぼくが1ヶ月毎日働いてた去年と同じくらいの月収にあたります。
やっぱり、女性は凄い。
そして、今思うと親父殿もなかなかすげぇ。
言葉で書くと、一見ACになる理由は見えづらいですが、それぞれの家庭でそれぞれのケースがあるってのがポイントでしょうか。
細かい状況は抜きにして、こんな状況で育ったからACの傾向が見られるんじゃないかと思います。
興味がある方はDMをどうぞ。
余裕があれば答えます。いないかw
これ以上細かく書くと、キリが無いので生い立ちはこんなものでw
ACは社会問題だし家族の問題 そして・・・
今回はアダルトチルドレンACについてお話してきました。
そもそも喧嘩がない夫婦っているんでしょうかね?大小あれど、お互いを知るために意見の交換は必要だし、ぶつけ合うことだって必要だと思っています。
価値観の違いが露呈してしまって離婚を考えているんだったら、個人的な意見としては離婚したほうがいいと思っています。
結婚も離婚もしたことがないぼくですが、母に対してはいつもそう伝えていました。
子どもがいたらお金の面など心配なこともたくさんあると思いますが、子どもって大人が思っているよりも繊細でアンテナを常に張ってます、特に親の方に向けて。
いままで自由を求めていたぼくですが、他人との比較をしてしまっていたのも事実で、こういう特徴が、親に対して真正面からSOSを伝えられずおちゃらけて「ピエロ」を演じていた子ども時代に理由があったのではないかと改めて考えさせられました。
かといって死んだ父の墓前で「このやろー!」と言ってもしょうがないし、母に言っても「私が悪かったんだわああぁ」と下北沢の小劇場で行われているような芝居が始まるので、どちらもしないです。
そして大人になっても、社会生活の中で周りからの期待に応えようと知らないうちに肩肘張って過ごしていたわけです。
自己肯定感が低いぼくは周りからの期待と高すぎる評価に、自分が思っている能力と自己評価の温度差にいつも疑問を抱いていました。
ぼくの場合、ACに対する考え方は「過去の事」です。そうだったんだという事実をいかに自分で受け入れて、噛み砕いて消化するかしかないのかな、とぼくは思っています。
現在進行形で毒親と接している方にはなんと言ったらいいかなと考えを巡らせて、ブログ公開後すぐに加筆しています。
お子さんなら児童相談所などあるかなと思いますが、色々良くない話も聞きます。でもものは試しようです。助けを求めるのも手です。
大人の方で苦しんでいる方は、カウンセリングを受けましょう。
自分で乗り越えられた人、そのまま行きましょう。
本当に個人としてのぷるぽは何も力がないなと思う次第です。
書く事で、何かが変われば良いなと願う。今のところ、それしか出来ません。
最後に、多分ぼくの家系は発達障害家系です。
精神疾患を患った人も多いし、調べれば調べるほど「あ、この人も多分そうだ」ってなります。
発達障害は遺伝するのか、記事にできそうだなぁ。