発達障害グレーゾーンって?当事者が考えてみた
トイレットペーパーが家にあと1つしかないことをさっき気づきました、どうもぷるぽです!
焦って買いに行くも、マジで売っていないんですね。
テレビを全くみないし、携帯もあまりいじらなかったのでこんなことになっているとは!情弱を痛感しました。
みなさん買い過ぎです、勘弁してください!w
who2-department.hatenablog.com
先日の記事の中で触れた「発達障害グレーゾーン」という存在を知るきっかけになった姫野桂さんの記事。やっと見つけることが出来ました。
まさに自分自身がこれなんじゃないかと思い、現状を振り返ってみることにしました。
・初めて、発達障害なのでは?と思い、心療内科に行ったのが5年前。
・その段階では発達障害の傾向、可能性があるとの見解だった。そう言われてホッとした一面もあった。
・生き辛さはあるものの、当時の自分は発達障害の診断は欲しくなかった。
・そして今。確定診断が必要なのか?
これを見る限り僕自身は「THE グレーゾーン」と言えそうです。
今回は、改めて心療内科に通い初めて見え方が変わってきた「発達障害」の一部と言っても良い「発達障害グレーゾーン」について深掘りしてみました。
発達障害グレーゾーンって?
発達障害の症状というのは、十人十色、人それぞれだし目に見えない障害だからこそ診断が難しいもの。姫野さんの言葉を借りると
なるほど。すごくわかりやすいですね。
例えば、骨折してしまった人は足や腕など個所に違いはあるにせよ、目に見えて症状が確認できるもの。
発達障害という症状自体が「みえずらいもの」だからこそグレーゾーンというカテゴリーが生まれるのではないかと感じます。
グレーゾーン当事者は安心感を求めているのか
5年前の診断では「発達障害の疑いあり」との事でしたが、当時の僕はこの時点でホッとしていました。
「今まで生きづらかったのは、脳の構造が人とは少し違っていて、生きづらさを感じるけども、どうにかそれをカバーして生きていけるだろう」
こんな風に考えていて、5、6回診察を受けたあと通院する事は無くなりました。
その当時の僕の安心感はここで満たされたわけですが、しっかりとした診断が欲しい方ももちろんいるわけです。
周囲からの理解
仕事や日常生活の中で出来ない事があってもグレーゾーンでは理解してもらいずらい場面が多そうです。
「だったら何も言わずに耐えて頑張ろう」という方も多く、二次障害がひどくなるパターンも考えられますよね。
だからこそ、はっきりとした診断名が欲しいと思う方がいるのは当然の事と思います。
診断を受ける事によって、国や自治体からの支援や税金面の相談も出来る事もあるようです。こういった側面からも、診断が必要と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
こちらに関しては非常に難解で、絶賛調べ中ですので、いつか記事に出来ればなと思っています。
僕自身、ある程度信頼を置いている人には言っちゃってました。自分自身が無知すぎるし(確定診断も受けていなかったのに)相手も知識がないという状況の中でのカミングアウトが正解だったのかどうか、とっても微妙なところですねw
発達障害の診断を受けた際のデメリットってあるの?
先ほどはメリットかな?と思う部分に少し触れましたが、デメリットかもと考えられること事にも触れておきたいと思います。
生命保険などに入れない可能性がある!?
最初に紹介した姫野さんの記事で、ご自身の経験談として語ってくれていますが、生命保険に入りづらい事も若干あるようです。
三大疾患の既往症があると入りづらいという事はなんとなく知っていましたが、精神疾患があると入りづらいかもという話は初耳だったので、とても勉強になりました。
後日談で結果も伝えてくれています。
当初審査を受けていたところは落ちてしまったそう。そもそも掛け金が高くて、加入する事の意欲が落ちてしまったようですが・・・
しかしながら、条件付きや保険会社を選べば加入できそうとおっしゃっています。さらに、まだ確定診断を受けていない方は今のうちに加入すれば審査に通りやすい事もあるようなので、興味のある方は是非調べてみてくださいね!
※保険会社の加入条件にある項目を伝えずに審査を受けて通過し、それがわかってしまった場合はペナルティーがあるようですので、しっかりと相談できる態勢で挑む事をオススメします。
周囲とのコミュニケーションがもっと取りづらくなる?
僕自身が5年前に診断確定まで至らなかった大きな理由の1つがこれかもしれません。といってもある程度信頼を置いている人にはお伝えしていたのですが、それでその人たちの見る目が変わったかどうかというと、そんな事はなかったように思います
。
結局、普通から脱却したいと思う中で、普通に憧れていたからこそ「確定診断まで必要ない!」と思っていた面が強かったのかもしれません。
この項目がデメリットと思うかは人それぞれかと思います。
書いている今現在、僕自身も微妙なところです。
仕事は?オープンとかクローズって聞いた事あるけどなに?
人間、食べていくためにはお金がいる。お金を稼ぐためには働かなきゃならん。だからこそ悩む「仕事・働き方」
確定診断を受けている方で、職場に対してオープンにしている方、クローズにしている方の2種類に大まかに分けられるようです。
やはり現実問題、収入の格差はあるようです。
この項目に関しても、ものすごく奥が深いし大切なことなので、別の機会に深堀りしたいと思います。
今回は発達障害グレーゾーンについて考えてきました。 僕自身、正直言ってクローズのままでいいのか、確定診断が必要なのか、まったく考えがまとまりません。
ただ1つ言えるとすれば「どちらか一方でいたい!」とは考えていないということです。
先日、病院で言われたのが、幼少期に患った髄膜炎が脳に与えた影響もあるかもしれないという見解でした。
色々なアプローチが必要である以上、1つの考えに偏らず、柔軟に考えていくことが必要なタイミングだと思うきっかけに出会えたからこそ生まれた考えと思っています。
発達障害の特徴の1つでもある「強いこだわり」というものが邪魔をしそうな気もしますがw
これを読んでくれている「グレーゾーンかもしれない」あなたの力に、ちょっとでもなれていれれば幸いです。
今回ご紹介させていただいた姫野桂さんの著書
オススメの書籍です!