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フツーに、発達障害っぽい、おれとおまえの話。

本当に知ってます?WAIS-III(心理検査)のホントのところ

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Photo by Ani Kolleshi on Unsplash

うも、ぷるぽです。

 

ただいま絶賛心理検査中でして、今日最後の検査をしてきました。

病院によっては1日ですべての検査を終えるところもあるようですが、ぼくが通っている病院は全4回で、最後の日に検査結果と臨床心理士によるフィードバックを行う形なんです。

受け始めてから、約1ヶ月半ほどかかることになります。

単純に長いな、と思います。

これも検査の精度を上げるためだと個人的には思っていますが。

 

今回ぼくが受けた心理検査「WAISーⅢ」というものでして、それぞれの項目のIQを測定する検査ようです。

すべての検査が終わったので詳しく調べてみようと思い、それをまとめてみました。

 

ここから先は、この検査をまだ受けていない方はご覧にならないでください。

細かい内容を知ってしまうと、検査結果に影響します。検査を受けた後、おさらいをする意味でこの記事をご覧になってみてください。

知りたい気持ちは分かりますが、ご自身を知るためにも、ここは我慢です!

WAISーⅢとは 

正式にはウェクスラー成人知能検査と言います。

対象年齢は16歳から89歳までとされていて、16歳以下の受検者にはWISCがあるようですね。

WAIS-III1955年に出版されていて、65年も経っているわけです。

ただし、時代の変化と共に、出題される内容は常に変わっているんです。

65年も前の時代背景を知らない人だって少なくないはず、当然内容は変えていかなければならないですね。

 

この検査では、3つのIQを測る事が出来るそうです。

・言語性IQ

・動作性IQ

・全検査IQ

それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

言語性検査

言語性検査は7つの項目に分かれています。

・知識・・・今まで見聞きしてきた一般知識の程度を測る。

・理解・・・抽象的な社会慣習や規則、経験を扱う能力を測る。

・算数・・・数学問題を暗算する能力を測る。

・類似・・・抽象的な

・単語・・・今まで学習してきたことの理解や程度、語彙の言語表現を測る。

・数唱・・・数字などを口頭で答える。注意や集中を見る。(順唱や逆唱)

・語音整列・・・注意力と作動記憶を測る。

 

参考:ウィキペディア ウェクスラー成人知能検査

 

「知識」

鎌倉幕府が開かれたのはいつですか?」や(現在は諸説あるみたいですが)

福沢諭吉は主に何をした人ですか?」など、過去起こった出来事や、有名な人物などの知識を見ている項目でした。

歴史好きの人にはもってこいですね。

内容は国内外問わず出題されました。

 

「理解」

「資本主義とはどういったものですか?」「日本国民の三大義務とはなんですか?」というような内容でした。いわゆる社会的なルールなどの理解力を見ている項目です。

 

「算数」

「1000円あります。250円のお菓子を何個買えますか?」というように、頭の中で暗算し、答えを導き出します。

最初は例題のように簡単ですが、徐々にレベルアップしていくので頭が混乱しました。

何回も問題文を聞き直しましたw

 

「類似」

「りんごと梨はどのようなところが似ていますか?」というように、似ているものを2つ出されて、言葉で説明します。

 

「単語」

「春夏秋冬とはどういう意味ですか?」など、単語の意味を理解して表現できているかを測る項目でした。これは比較的得意でした。

 

「数唱」

「3、6、7、8、9、4」などを覚え、のちにそのまま答える。その逆もあり。

 

「語音整列」

「お、5、8、ひ、3、ま」を先に数字、あとに言葉をまとめて答える。

「3、5、8、お、ひ、ま」(順番に並べるという指示があった場合)

 

ぼくの場合、歴史や地理はからっきしダメで、単語や類似はできたと思います。

算数や特に語音整列は壊滅的でしたw

 

動作性検査

動作性検査も7項目あります。

・絵画完成・・・視覚的細部を素早く感知する能力を測る。

・符号・・・視覚的ー運動協応、運動と心のスピードを測る。

・積木模様・・・空間認知、視覚的抽象処理、問題解決力を測る。

・行列推理・・・非言語的抽象課題解決力、帰納的推理、空間推理を測る。

・絵画配列・・・論理/逐次的推理、社会見識を測る。

・記号探し・・・視覚認知、スピードを測る。

・組合せ・・・視覚分析、統合、組合せの能力を測る。

 

参考:ウィキペディア ウェクスラー成人知能検査 

 

「絵画完成」

絵の書かれたカードを見て、その絵の中の欠けている重要な部分を指で指し示したり口頭で伝えます。前半は簡単でしたが、後半は「どこっすか?」と聞き返すことが多かったです。

 

「符号」

図形または数字と対になっている簡単な記号を書き写します。

これに関しては、どれがこのテストだったのか覚えてません、ごめんなさい。

 

「積木模様」

提示されたカードに書かれている模様と同じ形を、実際の積木で表現します。

最初左右から見た模様も合わせようとしていたんですが、それはしなくていいと言われました。考えてみたら、カードには横は書いてないですものね。

 

「行列推理」

例えば、3つの図形が書かれていて、4つ目はどの形になるのがふさわしいか?という推論を立てる項目でした。具体的な写真などは検索すれば出てきます。

 

「絵画配列」

何枚かの絵が書かれているカードを、話がつながるように順番に並べ替える検査。

近い表現がそれぞれのカードにされていて難しいものもありました。

 

「記号探し」

提示された記号が、記号グループの中にあるかどうかを判別する。

 

「組合せ」

ピースを特定の配列で提示され、それを組み合わせて具体的な物の形を作っていくもの。 これもあまり覚えてません、どれだったんだろう。。。ごめんなさい。

 

受けてみた感想

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Photo by Louie Martinez on Unsplash

元々こういう検査には興味がありました。

だから受けることについても抵抗はなかったし、むしろ楽しみでもありました。

よくテレビでやっている「これがわかればIQ140だ!」とかのものは比較的さっとわかる事も多いので、結果が楽しみな反面ちょっとドキドキしています。

 

がしかし、とにかく長い。

 

せめて2週間くらいで結果が出るとありがたいんだけどなぁと個人的には思います。

期間に関してはそれぞれの病院で異なると思いますので、ぼくが受けた病院でのお話になりますし、事前に期間のご説明は受けた上での検査ですので自分自身理解して受けています。

 

それだけ慎重に検査を見極めなければならないのだと考えるようにしています笑

 

 

まとめ

今回はWAIS-Ⅲについてまとめてみました。

この検査結果のみで発達障害なのかどうかを判断するわけではないようです。

結果を基にして、先生が総合的に判断するのでお間違いなく。

結果が出るまではあと3週間ほどかかる予定。

焦らされるのは好きじゃないので、さっさと教えてもらいたいところですが。。

ここは我慢して、職を探すとしよう。

結果はまたわかり次第報告します!

それでは!