記憶は、どこにあるんだろう。
最近テレビ番組でバイオリン奏者の方が、脳の腫瘍摘出手術を受けながらバイオリンを弾くという映像を観ました。どうも、ぷるぽです。
一見、うげーとも思えるのですが、人間の構造って本当に不思議だなぁ、と考えさせられました。
脳自体には痛点が無いと聞きます。電気信号をそれぞれの機能に送って、指令を送ってるとも聞いたことがありますが、そもそも脳ってどんなものなのか?そして記憶とは、なんなのか?気になります、非常に。
ぼく自身、記憶に関してはぜんぜんダメ。
大切な人の誕生日はギリギリ覚えられても、過去にどんなことがあったか、どんな嫌な思いをしたか、ほとんど覚えていません。楽しかったことも、然りです。
思い出そうとしても、その記憶が入っているであろう引き出しの鍵が見つからない。
かといって、なんでもない時に、ふと鍵が落ちていて、それを使って引き出しを開けるんですね。
そうすると、相手は「突然なに?どうしちゃったの?」となるわけです。
そりゃ、そうだw
だから、記憶に関することは、頭のすみっこにいつもありました。
今回は、記憶ってそもそもどこにあるんだろう?を調べていきたいとおもいます。
毎度の事ですが、ぼくはお医者さんでも脳科学者でもありません。
ただのしがない30代の「なんでなんで野郎」です。
なるべく事実として検証されているものを本文中に掲載しておりますが、間違った情報をつかんでしまっている可能性もあります。
その際は、ご指摘頂けると助かります!
そして、なるべくお子さんでも、分かりやすいような表現で伝えられるように心がけてます。(子ども達の方が理解力が上ってのは置いておく笑)
脳(Brain)
脳は、ぼくら人間のからだ全体をコントロールしている、とても大事な働きをする場所です。これは皆さん、知ってますよね。
身体の中のリーダー的存在ってところでしょうか。左脳、右脳なんて言葉も有名ですね。
脳は大きく分けて3つ場所に分けられます。
・大脳(だいのう)ものを考えたり決めたりする、考える力の分野担当。
・小脳(しょうのう)歩く、走るなどの運動をコントロールする分野担当。
・脳幹(のうかん)呼吸などの「命」をコントロールする分野担当。
やばい分野に足を突っ込んだな、とこの辺で気付いてきました。難しい…笑
子どもにわかる様に、とか言ってますが、ぼくが参考にさせてもらってる文献は、すべて子ども用の分かりやすいものです。それでもなかなか難しいですね。。
大脳(cerebrum)
読んで字の如く、1番大きい脳。
感情のコントロールや考えること、記憶もこの大脳が担っています。
脳の80%も占めているわけだから、超重要ポジションなんですね。
役割は大きく分けて3つ。
これだけでも、ほぼ人間の基本的な行動と言ってもいいくらいの活躍ぶりですね。
大脳△!
「発達障害」の主な症状は、この辺の機能がちょっとズレていて起こるのではないかな、と思いはじめました。困り事が、上記の3つの役割に当てはめられそうですものね。
記憶を司る機能は?
海馬(かいば:hippocampus)というタツノオトシゴみたいな形をしている部位があります。
画像を貼りたかったのですが、分かりやすいものがWikipediaにあったので、リンク貼らせていただきます。
参照:
海馬は、日々の生活の記憶や、勉強して覚えたことを1度ストックしておく場所。
ストックしたものを整理整頓、それをファイルに閉じて、大脳皮質に保管される、これが記憶倉庫での作業の流れとなります。
簡単に言えば、新しい記憶は海馬に、古い記憶は大脳皮質にファイリングされているんですね。
おそらくぼくの場合は、大脳皮質にあるファイルを探すのが相当下手くそなんでしょうね。なんだか、だんだんと、答えに近づいているような気配です!
海馬は超ナイーブ?!
ということは、海馬が働かなくなると新しい記憶を覚えづらくなる、または全く覚えることができないんですね。
古い記憶は呼び出せるけど、新しい記憶をストックする場所が無いから、スルスルと落ちてく様な感じでしょうか。
脳みそが酸欠状態に陥ったとき、まず最初に海馬周辺からダメージを受けるんだとか。
そして、強いストレスにさらされても傷付きやすく、PTSDは海馬が萎縮して、異常が現れる現象なんだそうです。
海馬、超繊細じゃんか。漫画の主人公みたいな名前だね、ふと、思いました笑
これの逆パターンもありますね。
過去の記憶が無い主人公を題材にした、映画やドラマ。
あれは大脳皮質に損傷があって記憶障害が起こっているのかもしれませんね。
ただ、記憶障害に関してはとても難しい分野だと思いますので、ぼくも軽々しく言えないのですが。。。
もしご本人やパートナーなど、周りの方に、このような症状の方がいらっしゃる場合には、専門の医療機関へ相談に行くことをオススメします。ぼくは行ってます。
前頭連合野は、脳のまとめサイト
大脳皮質には「前頭連合野」という部分があります。
なんだか暴走族の名前みたいですねw
大脳皮質に散らばったファイルを一時的にまとめて保存し、その情報を組み合わせたりしながら、「だったらこうしようかなぁ?」という事を考える場所なんです。
わかりやすく言えば、ネット上にある「まとめサイト」の様な役割だろうか。
アイドルのまとめサイトに例えると、何年生まれで、どこ出身で、どんなものが好き?などの情報を見て、その情報をホワイトボードに書き出して、今度の握手会ではどんな話をしようかな?という検討をする場所といえばわかりやすいでしょうか。
(逆にわかりずらいかもしれませんね。。。握手会に行ったことが無いので。。)
この一連の作業を「ワーキングメモリー」と言うようです。
脳の機能の中で、もっとも高度な働きがこれといっても過言ではないほどの重要な作業です。
「記憶を引き出す」→「記憶に基づいて検討する」
この一連の作業が、ぼくにとっては難しいことなのかもしれません。
なかには同じような悩みをお持ちの方もいるかもしれません。
この記事がきっかけとなって、ご自身の主治医さんに聞いてみるのも、1つの手かな、と思います。やっぱりプロに聞くのが一番です。
今回参考にさせていただいたサイト一覧です。
すべて、とても勉強になりました。ありがとうございます!
まとめ
今回は「記憶は、どこにあるんだろう」をきっかけに、脳について調べた結果、大まかに言えば「新しい記憶は海馬」「古い記憶は大脳皮質」ということがわかりました。
実際はもっと細かく機能が分かれていて、こんな単純なものじゃないこともわかりましたw
研究者や医療従事者の方々に怒られやしないか、ヒヤヒヤしています。
完全に間違った情報は修正させていただきます!
診断も何も出ていない状態ですが、脳の機能に何かしら原因がありそうだと分かっただけでも、少し前進したかな、と思えています。
診断が出ても出なくても、この脳みそとは一生付き合っていかなければならないので、仲良くやっていく術を早めに見つけたいな、と思います。
この記事がきっかけで「記憶するの苦手だなぁ」と思っていた方が、ちょっと前進することのお手伝いができていれば幸いです!
今日の夜ご飯は、チョレギサラダにします。
ごま油、最強です。
それではまた!
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