発達障害とは?を深堀してみた
僕が発達障害なのではないかと、その当時の彼女が疑い始めたのが5年前。
彼女に半ば懇願されて、心療内科を受診したのですが5.6回通った結果下された診断は所謂「グレーゾーン」との事だったようです。
随分曖昧な言い方するねぇ、他人事みたいだよ?
「ようです」と言っているのも、実はその当時の記憶が殆どありません。これはあるあるなのでしょうかね?笑
病院に行く事に対して前向きじゃなかった当時の僕らしい記憶の消し方です笑
それからは発達障害に対しての理解を深める事もなく、日々過ごして来たのですが、やっぱり社会との関わり方や人間関係などで困り事が多く、改めてこのタイミングで「発達障害」への理解を深めたいと思い、色々と調べる事が多くなりました。
今回は「発達障害とは何なのか?」を深掘りしていきたいと思います。
*僕は精神科医でもカウンセラーでも無いですし、現在診断が確定している当事者という立場でもありません。 あくまでも「発達障害」というものがどんなものなのかを自分なりに調べてまとめてみたというものです。 僕と同じような方がご自身で調べるきっかけの記事となれれば幸いです。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
ADHD(attention-deficit hyperactivity disorder)の特徴としては「落ち着きがない」「物事に集中出来る時間が短い」「物忘れが多い」「衝動的な行動をとる」などが挙げられます。
「あれ、お隣の○○さんも当てはまるけど?」
そうですよねぇ、上記した特徴がある方はたくさんいらっしゃるとは思いますが、この特徴によって社会生活が困難であるという事が大前提にはあります。
これは、他の障害でも言える事のようです。
ADHDのタイプ別特徴
僕の場合はこちらにあてはまる項目が多い気がします。
特に物はすぐ無くします。そして探し物も下手なので凄くイライラしちゃいます。財布は4回位落としていて、全て見つかったのですが、現金が無くなっていたのは1度だけでした。さすが日本!笑
・じっとしてられない
・失言をしてしまう
・なんとなくソワソワしてしまう
・身体を小刻みに揺らす、など
思った事が相手に上手く伝わらず、それを失言と捉えられる事が多かった様に思います。
基本外出している時は、キョロキョロしてます。
なので街では良く芸能人を発見する事が多いです。特技かも!?
2つが同程度に目立つ場合
僕の場合はどちらも当てはまっている様に思いますが、こればっかりは専門家でないと分かりませんね。
ASD(autism spectrum disorder)の特徴としては
「相手の立場に立って考える事が苦手」「言葉を文字通りに解釈する」「想像力が乏しい」「強いこだわり・限られた興味がある」「感覚過敏(音や光に敏感)」「抽象的な指示が理解できない」などが挙げられます。
こちらも僕に置き換えて言わせて頂くと、ほぼ全てに心当たりがあります。
その中でも「強いこだわり」と「感覚過敏」が強い。
「強いこだわり」というのは、自分ルールがあるということで、これはこうあるべきだ!と思うとそうしか思えないという、客観的に見るとなんとも理不尽な考え方ですね。
これってプライドとも言い換えられそうですが、ちょっとその辺は難しいので、ここでは言及しないでおきます。
僕の場合の「感覚過敏」は音です。
飲食店などに行くと、お皿を重ねる時の音やお客さん同士の会話が耳元のすぐ近くで聞こえる様な感覚になる事が少なくありません。
飲食店で働いていた時に、お客さんが落とした箸にいち早く気付いて持って行っていたという事もあるので、ある意味これも特技として受け止めれば楽かもしれませんね笑
LD(学習障害)
LD(learning disability)の特徴としては、知的発達に遅れはなく聴覚・視覚機能に問題は無いが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」ことが極端に苦手であるということが挙げられます。
今回こうやって調べるまでLDという言葉を知りませんでした。
実際知ったのは姫野桂さん(@himeno_kei)のコラムでした。
しかしながら、読ませていただいたコラムがどうやっても見つからない。。。
ご紹介したかったのですが、本当申し訳ない。
Twitterはご紹介させていただきます!これも怒られる可能性があるのか?
私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音 [ 姫野桂 ] 価格:1,650円 |
LDのタイプ別特徴
この症状に関して自覚症状はありませんでした。
計算する事は嫌いですし、人に上手く気持ちを伝える事が苦手ですが、極端にとなると当てはまらないのかなとは思います。
これも専門家に聞いてみないとわからないですけども。
LDに関しては本当に無知すぎて、現状は自分の言葉で書くことができません。
これを書くに当たって参考にさせていただいたLITALICOさんのサイトで詳しく説明されていますのでチエックしてみてください。
それぞれの症状が併存しているパターン
これまで紹介してきた2または3種類が併存しているパターンもあるそうです。
アメリカ精神医学会が作成したDSM-5という精神疾患の診断・統計マニュアル第5版の診断基準が登場したことによって、併存の可能性が探れるようになったようです。
しかしながら専門医でも診断が非常に難しく、判別しづらい側面もまだあるようです。
詳しくはLITALICOさんで書かれておりますのでご覧ください。
お世話になります、LITARICOさん!
発達障害の二次的症状
それぞれの症状を持ちながら生活していく中で、心が痩せていっちゃって二次的な症状を併発してしまうことも少なくないようです。
特に多く挙げられていたのが「引きこもり」「うつ病」「双極性障害(躁うつ病)」「対人恐怖症」「パニック障害」
この辺の項目はまた別の機会に深堀りしていければと思っています。
僕の場合、双極性障害が強いのではと言われました。
これは自他共に認めるとこであって、いわゆる感情の波が子供の頃から激しかったから納得ではあります。
まとめ
今回は発達障害とは何か?ということを深堀りしてみました。
こんなこと知ってるよ!という方もたくさんいらっしゃる事と思いましたが、この記事を書く事によってより理解を深める事ができました。
これを読んでいるという事は少なからず「もしかしたら?」と思っている方だと思うので、ご自身でもここから色々調べてみてくださいね!
ただネットには沢山情報がありすぎるので、自分だけでは判断せずに専門医に聞いてみる事も前向きに検討してみてほしいなと思います。
どこかのタイミングで「発達障害グレーゾーン」も調べていきたいと思います。
先ほど紹介した姫野さんの著書が気になるところです。
価格:902円 |
追記:読了しました。とある茶話会に集まったグレーゾーン当事者へのインタビュー形式で進んでいく本書は、それぞれの体験や社会との関わり方がリアルに書かれていました。
心の中でのうなずきは、もう、ヘッドバンキング。
オススメです!