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フツーに、発達障害っぽい、おれとおまえの話。

【記憶】忘れっぽいADHDが記憶するイメージを語る 

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どうも、ぷるぽです。

 

記憶ってものはとても不思議ですよね。

どうやってそれを引き出したり忘れたりしているんだろう?と一度は考えたことがある人も多いはず。

 

ぼくはずっとそれを考えていましたが、脳科学者を志すほど勉強が好きではありませんでしたw

以前ぼくなりに調べてまとめた記事がありますので、是非そちらもご覧くださいませ。

 

who2-department.hatenablog.com

 

 

特に発達障害ADHD当事者やグレーゾーンの方は、ご自身の困り事のTOP3に「記憶すること」入っているんじゃないでしょうか?

 

もちろん記憶が得意な方もいらっしゃると思うので、一概に「こんな特徴だよね!俺らは!」と押しつけるわけじゃないですよ。

 

ぼくは子どもの頃から忘れ物というよりも物を失くすことが多く、探すのもとっても苦手でした。忘れ物だってめっちゃ多いくせに!!!

探すのを諦めたころに、思いもしなかったところからひょこっと出てきたりします。

 

いわゆるフツーの方々でも日常的に起こることかもしれませんね。

実際うっかり話として聞くこともありますし。

 

ここでフツーの方々と違う状況にあるのが発達障害界隈。

うっかり話ですまないことがとても多いんです、だから困るし悩む。

 

そこで今回はぼくの頭で起こっている「記憶をすること」と「記憶を引き出すこと」のイメージをお話してみたいと思います。

 

とにかく忘れっぽいんだ、困るよホント

 このイメージの元ネタは、20代前半に女性から言われた言葉がキッカケです。

 

「ぷるぽは忘れっぽいのがひどすぎる!記憶の引き出しの整理整頓ができてない!」

 

き、記憶の引き出し!?なんだその概念は!斬新すぎるし面白いですよね。

しかし、当時のぼくは自分のことを責められていると思い、ただただ凹む日々でした。

 

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それから月日が経って、ぼくなりにこうイメージするようになりました。

・記憶を管理する引き出しがある。(まさに写真の様な引き出しです!)

 

・その引き出しは鍵付きで、鍵をかけたりかけなかったりしている。

 

・かけた鍵を引っ掛けておくフックが無いからすぐに失くす。

 

・失くした鍵を探すのに必死で他のことが手につかない。引き出しの場所も、もちろん忘れてる。

 

・会話をしている相手ががっかりする。(記念日、覚えてないんだ。。。など)

 

・結果、すんごい落ち込むんで、記憶を探す思考が停止する。

 

・突然鍵が見つかって、なんなら引き出しもどこにあるか思い出して開ける。

 

・突然すぎて、会話中の相手はビックリする。

 

・空気読めない奴の誕生! 

 

こんな感じのイメージを持ちながらずっと過ごしていました。

 

これをなんとかしようと思って、メモ帳やスケジュール帳を買ってはみるものの、どこに書いたのかわからなくなったり、書き始めはびっしり書いてあったスケジュール帳も、いつの間にか飽きてしまって残りの11ヶ月分は白紙なんてこともしょっちゅうでした。

 

 

今はとってもいい時代になりました

スマホが普及して便利アプリなんかもたくさん出ていますね。

本当に便利になりました。

 

巷では「ライフハック」という言葉が飛び交っていて、いかに効率よく物事を進めていくかというのは、「フツー」「フツーじゃない」人たちどちらにも当てはまることだからこその注目度高めな現象なのでしょうね。

 

ぼく自身は、自分と向き合うことを本気で決めたのがまだまだ最近なので、様々な情報に追いつくことすらできていない状態です。

 

今までも「〇〇仕事術がオススメな理由3つ!」とか「効率よく生きるための〇〇」のような情報に触れてはいたものの、日々の生活に追われながら、自分の困り事への理解を自分で遠ざけていたんです。

 

やっといま、忘れてしまって凹まないための努力をし始めています。

 

ここから始めました。

 iPhoneのデフォルトアプリの「リマインダー」

 

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引用:https://support.apple.com/ja-jp/HT205890

もうすでに使っている人も多いと思いますが。。。

ぼくはずっとiPhoneユーザーですが、このアプリを開いたことはあれど、ちゃんと使おうと思ったこともありませんでした。

 

使い始めた感じ、とっても便利です!これを使いこなせれば、忘れ物や忘れごとが激減できそうです!

 

デメリットもある

 

PCやスマホの操作が苦手で、わからないことを調べるのもちょっと。。。とお思いの方には合わないかもしれません。

 

誰か詳しい人に操作や入力をお願いしてみても、結局管理しなければならないのは自分自身のスケジュールなので、本末転倒!なんてことにもなりかねませんね。

 

iphoneのメモ帳を使う 

ブログのアイデアや下書きなどは、ほぼiPhoneのメモ帳を使っています。

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手元にメモ帳などが無い時が多かった建築での仕事の際も使っていました。

 

だいたいそういう時は、近くにある木材に寸法を書いちゃうんです。

もちろん見えないところに使う木材なのでそのままです

 

30年以上前に建てられたマンションなどのリフォームをした際は、その当時携わった大工さんが書いた寸法が書かれていることも。

 

これは施主さんによっては嫌だと思う方も多いと思うので、あまり大きな声じゃ言えないことですけど。

 

ぼくは、なんだか歴史を感じてしみじみしてしました。

 

ただ、建築業界ではデジタルなものを使う習慣があまり無いし、使えるタイミングが限られているので、1人仕事の時以外はほとんど使っていませんでしたね。

 

 

手書きのスケジュール帳はどうだろう

今の所手書きスケジュール帳は持っていません。

iPhoneのカレンダー機能を使っています。

使いこなせてないですけどw

通知機能があるから、絶対に忘れられない予定は入れています。

 

手書きのスケジュール帳も今後検討していきたいなぁと思ってます。

 

Twitterとnoteで情報発信されている「ぼらぴ@発達障害の日常」(@adhd_asd0123)さんがnoteで紹介しているスケジュール帳がオススメかもしれません。

 

特に女子は参考になるスケジュール帳なんじゃないかな?と思います。

note.com

 

自分に合った方法はなんだろう?を試行錯誤されていて、ぼくもやってみよー!と元気をもらっています。

 

試行錯誤の回数が「フツーの人」たちよりも必要な「フツーじゃない人」ぼくらだからこそ、自分にあったライフハックが見つかればいいな、と思います。

ライフハックわかってないくせに、この言葉チョイスしていいのか?w

 

発達障害かも?の人たちに特化したライフハック

 

ぼくが「発達障害グレーゾーン」というものを知るキッカケになったライターの姫野桂さん(@himeno_kei)の新著。

 

こちらは大人気のようで、現在はKindle版だとすぐに入手出来るようです。

オススメしておいてアレなんですが、ぼく自身まだ購入できていません。

 

姫野さんの著書もそうですが、とにかく読みたい本がいっぱいあります。

時間もいっぱいあるクセにお金がないのです。嘆かわしい。

早く読みたい一冊なので、前のめりでオススメしちゃいました、すみませんw

 

イデアノートを持つ

 

20代のころからメモ癖はちょくちょくあって、アイデアノートを持ち歩ける仕事に就いている時は重宝していました。

 

それも長続きせず、存在すら忘れてしまって、ノートをどこに置いたのかすら忘れてしまうことが多々あります。

 

なので、なるべく大きなノートで目立つものを選ぶ様にしています。

もうかれこれ4年近く使っているノートです。

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持ち運びが不便だし、書き方なんかも乱雑だから、自分で書いていても「とっちらかってるなぁー」と思うことがしばしば。

 

マルマン ノート ニーモシネ A4 無地 N181A

マルマン ノート ニーモシネ A4 無地 N181A

  • 発売日: 2015/02/16
  • メディア: オフィス用品
 

このノートの名前「ニーモシネ」はギリシア神話に出てくる9人のミューズと呼ばれる女神たちの母の名前で、「記憶の女神」と言われているんだとか。

 

ブランディングをどなたがやったのか知りませんが、マルマンさんすげぇっす。

 

 

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見栄をはってちょっと綺麗に書いてあったものしか載せてませんw

本当は「なぶり書き」ばっかりです。

 

自分で書いたモノなのに何故書いたかわからない!と思うことも多いですが、アイデアが欲しい時には、過去に感じていたモノに触れることによってアイデアが出てくるんじゃないかなと思っています。

 

とにかくインプットしたことを、どんな形であれアウトプットしたほうがいいと主治医にもアドバイスされました。

 

自分に合った方法を若い頃から少しづつやってたんだなぁーと思い、ちょっと嬉しくなりました。

 

なので、この方法を基に、少しずつ進化させながらやっていこうと思っています。

 

 

まとめとおまけ話

今回は「忘れっぽいADHDが記憶するイメージ」についてお話してきました。

 

自分にあった方法がなかなか見つからないと焦りますよね、ホント。

正直ぼくも焦る気持ちが抑えられなくなりそうな時もありますが、変わっていきたいという思いが少しづつ芽生えてきた結果だと思っています。

 

みんなそれぞれです。「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」と言ってくる人もいます。

 

ぼく自身も「人を変えれるんじゃないか?」なんておごりのような考えを持って、人と接していた事がありました。

 

でも自分が変化を恐れていることに気付いちゃって、自分から変わろうと今は思っています。聞こえはいいけど、そう思えない日だって多いです、正直。。。

 

最後におまけ話として、最近知り合った文学青年に「記憶する時のイメージってなにかありますか?」と聞いてみた時の話を。

 

「記憶したモノは、一旦海に全力でぶん投げます、そんなイメージです」なるほどー。

 

すごく面白いイメージだと思いませんか?知らんけど。また別の機会に詳しく書ければ。