「はたらく」を考えるために就労移行支援事業所に行ってみた
みなさん、幡野広志さんってご存知ですか?
このブログを始めるにあたって、Twitterを開設した時にどなたかがリツイートしていたのでお名前とコラム名「なんで僕に聞くんだろう。」は知っていました。
先日、弟君に会いまして、「これ読んでみれば?結構君にはしんどいかもしれないけどー」と言われたのがまさに幡野さんのコラム。
幡野さんがどんな方なのか興味がある方は、ぜひご自身で調べてくださいね。
@hatanohiroshi
— ぷるぽ@who2 (@who2pulpo) 2020年3月4日
笑いながら、ぼくは泣いた。https://t.co/QZBSqwV7am
ははは、人生で初めてです、笑いながら泣いたのは!
中学生の僕がそこにいたんです。当時を思い出したら笑えてきて、泣けてきた。
感情があんなに忙しいのは初めての経験でした。
言葉の力が強すぎる、冷酷にも見えてしまうその本音を人は欲してるのかな。
人気の秘密はそこにあるような気がします。
コラムをまとめた本が出版されています
最近本を買いすぎているので買えていませんが、ポチりたいし買います。
価格:1,650円 |
さて、今回は「発達障害」と向き合っていく過程で知った「就労移行支援事業所」に見学に行った際の感想をお話ししていきます。
就労移行支援事業所とは
当ブログでもいつもお世話になっているLITALICOさんも運営されていますので、やっぱりサイトをご紹介させていただきます。
今回も大いに参考にさせていただきました、ありがとうございます!
今回に関しては細かいサービス内容や支援の種類などの説明はしないでおきます。
というか、LITALICOさんの説明を読めばだいたいわかります。
(サボりたいわけじゃない!はずですw)
IT特化型の事業所へ
まず最初にLITALICO仕事ナビに登録しました。
まだその時はLITALICOさんが事業所を運営していることは知らず、サイト内で紹介されている事業所を見ていました。
ブログを初めてすぐだったのでHTMLやCSSなどを勉強し始めたこともあり、IT特化型の事業所に見学を申し込んでみることにしました。
体調にも余裕があったので電話で問い合わせをしました。
おそらく20分くらいお話しさせていただいたと思います。
かなり細かい状況まで親身に聞いてくれる姿勢は非常に好感が持てました。
担当者の方からすれば、少しでも状況が聞き出せれば対処の方法を考えやすいし、実際に通所してもらえるかその場である程度判断できますからね、そりゃ仕事ですもん、とうがった考え方をしちゃうことをお許しください!
見学当日
少し早めに到着。
事前に質問したいことと、現状の情報をノートに書いて持参。
今までそんなことしたことがなかったですけど、思い出してみれば「メモ癖」はあったなーと。ただ、メモ帳を持っていたわけじゃなく、その辺にある紙に書いちゃうから何処に行ったかわからなくなるのが常でしたw
さすがはIT特化型の事業所とあって、個人情報はエクセルのフォーマットに入力するシステムでした。エクセルってバージョンが変わると見た目が変わって混乱するんです。ぼくはフリーオフィスを使っていたので、結構わからないことが多いんですけど、ネットを検索できる人は入力は問題無いと思います。
実際の面談は1時間程度でした。
今までの職歴や今の困り事、実際に通うには自治体にどのような申請が必要か、などなどボリュームたっぷりで、久々に長時間人と会話するのは疲れました。集中力を保つのが。。。
こちらの事業所は6〜8ヶ月程度の通所で就活に結びつける方が多いようです。
具体的なカリキュラムは
大きく分けて3つのコースを行っていき、社会生活への一歩を支援してくれるようです。
見学当日は「ライフスキルコース」と「ワークスキルコース」が行われていて、それぞれ10名程度の方々がいらっしゃしました。
「ライフスキルコース」では発達障害への理解を深めるためのプレゼン方式の授業がされていたと思います。正直、結構疲れてたんで頭の記憶能力がキャパオーバーだったのか、あんまり覚えていませんwごめんなさい
その横では「ワークスキルコース」のカリキュラムを行っている方々が、それぞれPC1台を使いながら作業されていました。
ほぼ個人プレーでの作業をしているように見えました。おそらくカリキュラムの中には、チームでサイトを作っていくものもあると思うのですが、基本的な作業風景はオフィスさながら、という感じでした。
今回はIT特化型の就労支援事業所にお伺いして見学させていただいたことをまとめてみました。担当の方はとても気さくで話しやすく、事業所も綺麗で通いやすい雰囲気の事業所でした。
個人的には通所中は収入を得ることができないところがネックになってくるかと思います。(これは自治体によって判断が異なりますが、基本は離職中の方が対象です)あとは、いままで学校のような時間割があるものは長続きできなかったので、いかにライフスキルコースで順応できるかが肝だと感じます。
1つのスキルに特化した事業所への見学でしたが、そもそも特性を理解した上で、自分にはどんな職業があっているのかを知りたい想いもありますので、総合的な支援を行っている事業所へお伺いしてきました。そちらの方はまた別の機会にまとめたいと思います。
今回は日記というかレビューみたいになってしまって、ブログの趣旨とは違うかもしれません。もし就労移行支援の見学を考えてるんだけど、どんなもんかなぁと不安に思われている方の目に奇跡的に止まって、なにかのきっかけになれば幸いです。