「はたらく」を考えるために就労移行支援事業所に行ってみた#2
ちょっと雲が多い日は、どうも耳の調子がよくないです。
どうも、ぷるぽです!
who2-department.hatenablog.com
先日書いた記事の続きで、別の就労移行支援事業所へ見学に行った際のことをお話していこうと思います。
前回は『IT特化型』の事業所へ見学に行きましたが、今回は『社会生活フィット型』の事業所です。簡単に言えば、生活リズムを改善していって、社会でのコミュニケーションのしかたを学んでいき、就職までを支援していく方針の事業所です。
本題に入る前に、Twitterでこんなやり取りがありましたのでご紹介させていただきます。
就労移行へ見学に行った際に感じた違和感はこれだったのか。自分も学校生活アウト組。集団訓練は…と思ってた。担当の方にはその旨伝えて他の方法も教えてもらえたから、やはり道は一つじゃないよね。 https://t.co/4wynsZsHdB
— ぷるぽ who2 (@who2pulpo) 2020年3月6日
後述で詳しくお話するのですが、前回も今回もどちらも「集団訓練」なんですね。
ちょっとした違和感を感じていたのはこれだったのか!
正直、自分が学校生活アウト組だったのを、すっかり忘れていましたw
とっても大切なことなのに、なんで忘れちゃうんだろうなぁ。
考えるきっかけをツイートしてくれた、アスペ&ADHDだけど幸せに生きていきたいひろきさん(@taiikukaike_h)やその他、様々なご意見いただいた方々、本当にありがとうございます!
※決して事業所を否定する記事ではありません!あくまでも個人的な感想と考えです。
人によって感じ方も、必要としているサービスも違うと思います。
実際に見学に行く前に「どんなものか知りたいなぁ」と思っている方の参考になればと思っています。
「社会生活フィット型」の事業所へ
都内某所にあるこちらの事業所は、駅から歩いて10分ほど。
14時の予約だったのだが、1時間くらい前に到着です。
時間まで質問をノートにまとめるために、カフェでお茶することに。
「やっぱり音がめっちゃデカく聞こえるなぁ」
日によって症状にばらつきがありますが、この日も案の定ノイズMAXでしたw
「感覚過敏」について、こちらの記事で書いてますので、よければ見てください!
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こちらの事業所は、オフィスビルの一角にあり、ワンフロアーを簡単なパーテーション(簡易的なカベのこと)で間仕切っている、シンプルな構造。
独特な空気感は、前回見学に行った事業所と同じものだった。
この「違和感」の原因は先ほど述べたように、あとあと気付くのだが、本能というか、遠い昔の記憶が頭の中で呼び起こされたものだと、今は感じています。
そもそもぼくは、中学3年の終わりころに突然、学校にいけなくなりました。
いじめにあっていたわけでもなく、高校への進学も無事に決まっている状況でした。
なのに、行けない。行きたくない。
一度このスパイラルに入ると、なかなか抜け出せないんですね。
今までの自分とあまりにも違いすぎて「周りにどう見られるんだろうか」「変に思われるよな」とか、とにかく周りの目を気にしていたがためのものだったように思います。
結果、卒業式まで学校には行けず、当日に友人が迎えに来てくれて、しぶしぶ向かったんです。その友人は、今でもたまに会う数少ない友人です。
そこからは、集団生活がダメで、結局最終的には通信制の高校で卒業することになります。
こんな経緯から、おそらくぼくは「集団訓練」は合わないと思います。その当時とは比べものにならないくらい、世の中のことを見てきているから、尚更ダメかもしれませんw
いざ、面談へ!
担当はMさん。前回同様、女性の方です。
通所されている方の比率は男性が7割くらいなのですが、職員の方は「ほぼ女性」
若干ですが、初対面だと女性の方が話しやすいからかなぁ、とぼくは感じましたけど、そこも人それぞれですからね。
とても元気の良い方で、ぼくが着ていたコートをまず褒める。
「こいつ、話術に長けてるなっ・・・!」
すみません、心の中ではこんな感じに思ってましたw
体調が良い時は、ぼくも相当なおしゃべりなので、軽快なトークで話は進んでいきます。
こちらの事業所の「就職活動までの流れ」がこちら
- 生活・体調の安定
- 働く動機について考える(?×1)
- 自己分析
- ツール選択(?×100)
- 求人選択
- 書類作成・応募
- 面接
- 内定
- 入社
上から順番にカリキュラムを行っていくようです。
はてながあるところを深堀りしていきたいと思います。
「働く動機について」
説明を受けている時にも『?』とは思ったのですが、なぜかそのままスルーしてしまった項目でして、働く動機をそんなに深く考えなきゃダメなのか?と単純に思った次第です。
おそらく「仕事を継続していく上での心得」みたいなものを、自分自身に植え付けるために、改めて「なぜ働くのか?」をじっくり考えようよ、ということなのでしょうか。
「ツール作成について」
すみません、こちらは完全に記憶がありません!
なのでぼくもまったく理解してませんw
就活に必要ななにかを個別に作るということだった様な気がするのですが、本当ごめんなさい!
面談中のQ&A
前回伺った事業所での質問とほぼ同じ内容とはなりましたが、違いがわかりやすいかなと思い、質問を何個かさせていただきました。
ぷるぽ 「現在通院中ですが、特に診断を受けていません。それでも通えますか?」
Mさん 「お住まいの自治体にもよりますが、意見書という形で申請できることもあります」
ぷるぽ 「通所中は働くこと、収入を得ることができないと聞きましたが」
Mさん 「これも自治体の判断ですが、基本的には離職されている方が対象ですので、通所中は働くことは難しいと思います。ある自治体では週1回のアルバイトは認めているというケースもありました」
ぷるぽ (そりゃ、そうだわな。でも現状お金ないからどうするかなぁ)
ぷるぽ 「現状貯蓄を切り崩して生活していて、なかなか厳しい状況なので、通所は難しいかもしれません。そもそも集団生活が苦手なので。。。」
Mさん 「なるほど。支援といっても様々な種類があって、就職をしたい!と思ったところからサポートするサービスもありますし、そこなら働きながらでも大丈夫です。そういったところへ相談されるのも、1つの道だと思いますよ!」
ぷるぽ 「そうなんですね!(事前にすこーし調べてたから知っていたw)他の道も検討してみます!」
大まかな相談の流れはこんな感じでした。
実は、同じグループ会社の別の事業所へ見学に行くつもりで申し込みをしたのですが、間違ってこちらに申し込みをしたんです、とお伝えしたら、大爆笑していましたw
まとめ
今回は「社会生活フィット型」の事業所にお邪魔して面談させていただいた内容をまとめてみました。
きっとぼくは、この手の集団生活系のものは合わなくて、途中でリタイアする可能性が高いなぁと感じました。ただし、これはあくまでも、ぼくの場合です。
集団生活の中で、自分のできることを見つけ、苦手なところは人に協力してもらったり、助けてもらったりを繰り返し行ってくことが必要な方もいらっしゃると思いますので、ぜひ一度、ご自身あるいはご家族やパートナーの方は見学に行かれることをオススメします。
ぼくのような、集団生活ニガテ組の方でも、このブログを読んでいる時と自分の目で見た時と、イメージが変わる可能性だってゼロじゃないと思うので。
※今回ご紹介させていただいた事業所さんではありませんが、ぼくも実際に見学させていただきました。
記事にしたところをご紹介することも考えましたが、個人情報的なことも考えて、別の事業所さんにさせていただいてます。
障害者専門のIT・Web就労支援サービス【atGPジョブトレIT・Web】
自分のペースで良いと思うので、少しずつ進んでいきましょう。
って言いながら、これを書いてる現在まで3日間、家から出てませんw
さて、トイレットペーパー売ってるか、見に行くかなぁ〜