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フツーに、発達障害っぽい、おれとおまえの話。

【発達障害】結果編!ぼくが知らなかった心理検査のホントのところ 

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どうも、ぷるぽです。

 

以前書いたブログで心理検査を受けていますよ、とお伝えしてて、その際に結果が出たらお知らせしますと言ってました。

忘れていたわけじゃないんですよ、本当マジで。

 

正直、あんまり数字とか言いたくないなぁと思ってたわけです。

 

なので、他のブログを書いたりしてたんです。

 

忘れてたわけじゃないんですよ、むしろずっと考えてました。(大切な事の様なので2回言ったみたいです笑)

 

頭の片隅にずっとこびりついて離れない、初恋の時の好きな人への想いみたいな、そんな感じです。

 

あんまり言うとウソくさいんですけど、もう一回だけ言っときます。

 

\ 忘れるわけねーじゃろー!/

 

 

庭に掘った穴に叫んで、今しがた埋めてきたところです。きっと王様の耳には届かないと思うから、安心してください。

 

はい、ぼくの心が安定したところで…笑

 

who2-department.hatenablog.com

 

実は結構前に心理検査の結果と臨床心理士さんとのフィードバックは終わっていたんです。

 

Twitterでも言ってますね。

 

その同じ週に主治医の診察があったわけです。

心理検査の結果を基に主治医の見解と今後の診療の方向性を話し合いました。

 

結論から言いますと「ADHDである可能性がやっぱり高いよね、だからコンサータを服用することを検討していこう」ということになったわけです。

 

ぼくの発達障害のグラデーション」が少し動き出しました。

 

そこに至るまでの経過と、今後の見通しなどをお話していきます。

 

実際に受けた心理検査のゼンブ

前回の記事では特に「WAIS-3」に注目していましたが、他にも受けていました。

 

ロールシャッハテスト

・バウムテスト

・AQ日本語版

・CAARS

・WAIS-3

 

それぞれの詳しい検査内容は、WAIS−3以外書かないことに決めました。

WAIS-4に移行している医療機関も多いし、今後そちらが主流になるだろうと思うからです。

 

やっぱり内容を知ってからやる検査ってのは違うなと。

あらかじめ予習が必要な学校のテストとはワケが違う。

本人の今の現状をありのまま表すためのものです。

 

きつく聞こえるかもしれませんが、悲しいですけど、この心理検査を悪用する人もごく一部いるんだそうです。臨床心理士さんとのお話の中で伺いました。

 

というわけで、本題に入ります!!

いつも前置きが長ぇーんだよ ( ´Д`)y━・~~

 

WAIS-3の結果に正直がっかりした

世間では「ギフテッド」などの天才的な能力を持った方々がかなり取り上げられているし、著名人が実は発達障害だったんです、と公表したりして「発達障害」という言葉自体は認知されるようになっていると思います。

 

一方ではこんな意見もあります。

 

・「発達障害って天才なんでしょ?」

 

・「得意なことはズバ抜けて凄いらしいじゃん」

 

・「ADADはこうだー、ASDはこうだー」と外野選手が決めつけてくる

 

などなど

 

言い出したらキリがないんですけど、ぼく自身のWAIS-3の全検査IQの結果はこうだ。

 

「フツーな人よりもちょっと下の91」

 

「作動記憶は79 処理速度は110 大きな差がある」 

 

「メンサ会員になれないことはわかった!」

 

 

うーん、正直に言うとどこかの項目がIQ130くらいあるんじゃね?って思ってた自分がいました。

過去の記事でもそんなことを言ってますw

いいえ、過去のぷるぽさん、そんなことありませんでしたよ( ´ ▽ ` )ノ

 

 

例えば、下位尺度と呼ばれている「言語理解」「知覚統合」「作動記憶」「処理速度」の4つのIQのどれかが130オーバーで、どれかが100だったらきっと「ギフテッドかもしれないよー!」と調子に乗っていた気もするわけです。w

 

でもWAIS-3で注目するところは「言語性IQ」と「動作性IQ」との数字の差だそうです。

こちらのIQは、どちらも90あたり。

そうするとぼくは「フツーの人」のカテゴリーに入るということでしょうかね。

 

むしろフツーの人たちよりもちょっと下あたりをウロウロするAB型の変わった奴という感じでしょうかね。♪(´ε` )

 

ただし、改訂版のWAIS-4では「言語性IQ」「動作性IQ」の差の注目度は下がっていて、むしろ下位尺度での数字の差に注目しているとのことです。

 

臨床心理士さんも今回の検査でも下位尺度へ注目して、得意・不得意を理解することが大切だとおっしゃっていました。

 

結局のところ診断をするのは精神科医ですから、すごーく言葉を選びながらぼくの質問に答えてくれている印象でした。

なので、今回のWAIS-3での下位尺度が発達障害の診断にどの程度重要かというのはやんわりとしか聞けなかったのが実情です。

 

 

ここにあったよADHDっぽさ

キースコナーズ博士による「CAARS」という大人のADHD関連の症状を数値化する検査を受けました。

 

結果「平均をはるかに上回る」という文字がフィードバックでいただいた紙に書かれていました。

 

特に衝動性の項目がほぼ満点であろう数字を叩き出しています。

もし”衝動性学”って学問があって、衝動を体現することで入学できるなら、特待生で入学できそうです。

マサチューセッツ工科大学さん、いかがですか?w

多分実験台にされるだけだよ。。。ヤメトケ

 

ここは主治医から指摘されている「双極性障害」と結びつく要因ではないかなと思います。

who2-department.hatenablog.com

 

当初から主治医はADHDの傾向は強い」との見解だったし、どちらかというと双極性障害がメインではないかという見立てだったわけです。

 

実際の検査結果を見て、主治医の見立ても少し変化が起きたんでしょうね、やっぱり。

 

グラデーションの中の立ち位置が、グレーゾーンのど真ん中から少し動きました。

 

 

 準備をしていこう

自閉症スペクトラムの傾向を見る検査のAQ日本語版では、大きな数字の偏りは結果として現れていませんが、主治医が今後の診察の参考にしていくんじゃないかなぁと思っています。

 

ネットやTwitterで調べる限りでは、ASDの傾向もあると思いますが、これは今後の通院の過程でわかっていくことかもしれないので、ここではあえて触れないでおきます。

 

冒頭にも言ったように、主治医との話の中でコンサータを服用するための準備」をしていこうという話になりました。

 

そうです、障害者手帳の取得です。

 

去年からコンサータの処方がさらに厳しくなったとも聞きますし、薬価が高い部類に入るそうで、自立支援医療だけでもいいのでは?という話も出ました。

 

コロナ収束後、就労移行を使う可能性も見てますし、色々な面でサポートを受けやすいので、このタイミングで申請をしようと思っています。

 

障害者手帳を持つことでのデメリットも少なからずあります。

生命保険についてです。

少しだけそのことに触れた記事がありますので、よかったら見てください。

 

who2-department.hatenablog.com

 

家族、主に弟君には診断結果と今後の見立てなどは伝えています。

 

母に関して言えば、説明しても”暖簾に腕押し”どころか、店前にかかっていたはずの暖簾を店内に下げて、入り口に鍵をかけてる状態。

 

そんなお店に対して「もうちょっと飲ませてくれよぉ、この飲みたい気持ちわかってくれよぉ!」と泥酔しながら鼻息荒く扉をバンバン叩いたって、お店の店主はビビっちゃって尚更出てこれないわけです。

 

なので、母には発達障害関連のことは伝えないようにしようと決めました。

そっちの方がぼくの気が楽ですし、喧嘩みたいになっちゃうのが嫌なんで。

単純に本当疲れます、お互いに。

 

どこかのタイミングで”お店の暖簾”が出ていたら、何度か遠くから様子見して、入れれば入るし、無理なら入らない、そんなスタンスでいこうと思ってます。

 

まとめ

今回は発達障害の診断に必要な心理検査の結果についてお話ししてきました。

 

現在も「はい、あなたは黒です!」と言われてません。

あくまでも発達障害の診断は白か黒かではなく、グラデーションであるということを理解することが大切だと思います。

 

ADHD傾向が強いぼくは結果を求めがちなので、正直いまの現状にイライラするときもありますが。w

 

専門医でも診断が難しいので、DSM−5という発達障害の診断基準となるもの」が2014年から日本でも採用されているようです。

精神科医の間で診断のズレをなくすために基準は必要だと思います。

 

次回主治医との診察で聞いてみたいとは思うのですが・・・

 

「あなたはね、自分が思っているよりも、アタマのキャパは高くないって理解しよう。マルチタスクが苦手なのに色々気になるでしょ?聴きたくなるでしょ?それはもうねキャパオーバーだからさ、質問は毎回1つにする努力をしてみましょ!」

 

こう言われたらどれを聞こうかと慎重になりますw

心療内科や精神科の診察してもらえる時間って短いですからね。

今後も進捗状況をブログで書ければなと思っています。

 

それじゃ、また。